2015年09月10日

放射線とDNA

放射線とDNA

放射性物質とは放射線を放出する能力を持った物質である。
放射線を出す能力のことを放射能(力)という
怖いのは「放射能」というよりも実際に体を傷つける「放射線」である。
放射線はDNAを傷つける。
細胞は常に設計図であるDNAのデータを基に新陳代謝を起こす。
DNAが傷つくということは設計図が破壊されるということである。
破壊されたDNAを基に作られた細胞は元の細胞とは明らかに異なるものになる。


すなわち、新陳代謝が盛んな細胞ほど影響を受け、
新陳代謝が盛んな細胞を持つ人ほど強い影響が出る。
新陳代謝が盛んな人というのは当然小さな子供である。
さらに言うと受精卵である。
受精卵の段階でDNAが損傷を受けた場合、そのDNAを基に激しい細胞分裂が行われる。
結果は言わなくともわかるだろう。
その破壊力をもつ放射線にはざっくりいうと3種類ある。
α線、β線、γ線である。
破壊力は α線>>β線>>γ線である。
何が問題なのかというと、政府が計測し発表しているのはγ線だけである。
γ線だけ計測し、かなり甘い基準で安全が定義されている。
結果福島では奇形児が生まれているそうだ。
ちなみにチェルノブイリでは奇形児がたくさん生まれているが、
WHOの発表によると放射線が生殖機能に影響を与える根拠はみつかっていないそうだ。
当然今後日本でも同じ発表がなされるだろう。

直ちに影響はないが、時間の経過とともに確実に影響現れてくる。


下記URLは首相官邸のチェルノブイリと福島についての考え方。

http://www.kantei.go.jp/saigai/senmonka_g3.html
【首相官邸 チェルノブイリ事故との比較 平成23年4月15日】

3.周辺住民の欄では「チェルノブイリでは健康に影響は認められない。」
と明確に書いてある。これに基づいて政策が決定されている。

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Posted by tochikun at 10:01│Comments(0)放射能・原発
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